或る女の徒然〜子育て中〜

38歳2児の母親です。起こったことをゆる〜く記録していきます。

【仕事】ワーママに必要な心がけみたいなもの

昨日はすごい雪でしたね。

私も昨日は普通に出勤しましたが、お昼に会社から帰宅指示がでたので、残った仕事を片付けて、15時前には会社を出ました。電車もまだ混雑する前だったので、スムースに帰宅することができました。今回初めて感じましたが、妊婦に雪道は結構怖いものですね。

無事に自宅に帰ったものの、明けた今日の出勤をどうするか非常に悩みました。きっと道は滑りやすいだろうし、交通機関も乱れるだろうと思ったのです。かつ、実家の親(←超過保護!)からも出勤やめとけコールが。。。

まあ親はともかく、自分としても不安は不安。できるだけ安全に過ごしたかったのです。

 翌日は朝からミーティングが予定されており、大雪にも関わらずリスケもされずにそのままの状態でした。このミーティングがあるせいで、私のメンタルも落ち着かず、

「参加しなければいけない会議がるのだから、会社にはできるだけいかなければ」

「でも雪で道は悪いし、転んだりしてケガだけならともかく、流産なんかしたら一生後悔する!」

という、社会人(企業人)である私と母親の私がせめぎ合い、落ち着かない夜になってしまいました。

ワーママである私の上司とも相談し、私が担当するセミナー部分は他の日程も複数開催予定があったので、今日の分は中止にして別日に参加してもらうことで何とか出社せずに休暇を取らせてもらいました。

この経験でわかったこと

この経験で、私はようやく

「自分だけの意志ではどうにもならないことがある世界に足を踏み入れた」ということを認識できたような気がしました。同僚のママさんたちからよく聞かされていたこの言葉がようやく腹落ちしたといってもいいと思います。子供が生まれてからはなおさら自分だけの都合では動けなくなるので、もっと身につまされるのでしょう。

そういう世界に足を踏み入れた、でも仕事は継続しなくてはいけない、となった時には、やはり仕事でいろいろと工夫しておく必要があるなと身に沁みました。すでにたくさんの先輩ママさんたちが通ってきた道だとは思いますが、私の頭の整理のためにも、いくつかにまとめてみようと思います。

(※ちなみに、私のポジションは管理職(課長)の一歩手前という段階です。チームリーダと認識されることもあります)

 大事なことは5つ

  1.  仕事の状況を見える化しておく
  2. 業務ごとに必ずサブ担当者を立てておく
  3. できる限りでいいので先を見通す
  4. 合格ライン(妥協点)を決める。完璧を求めすぎない。
  5. 緊急事態(雪や台風、地震など)の際には会議を思い切って中止にし、リスケする

1.仕事の状況を見える化しておく(超基本中の基本)

自分の持っている作業がどのように進捗しているか、他のメンバに共有しておくことで、「あの件はどうなってるんだっけ?」という上司や同僚からのモヤモヤが軽減されます。

自分の仕事の状況の棚卸しにもなるので、自分にとっても必要なことですよね。

 

2.業務ごとに必ずサブ担当者を立てておく(サブはいくらいても困らない)

自分の担当している業務を共有したりシェアしたり、もしくは同じことをできる人を立てておくことで、急な休みにも耐えられると思います。

後輩を養成することにもなるので、上司やチームメンバーと話し合って複数の人で進めていくことがとても重要だと思います。

女性が多い職場の場合、他のサブのメンバが時短のママさんだったり、または妊活中の方だったりすることも、きっとあると思います。そのようなときは自分、サブ1、サブ2くらいで業務をシェアしておくとなおさら安心ですね。(そんな人的リソースの余裕ない、という声も聞こえてきそうですが、でもそういう体制を作って強い組織にしておかないと、多様性のあるメンバでのチーム運営はできない。そういう方針を決めるのは本来はマネジメントの仕事だと思うけど。)

 

3.できる限りでいいので先を見通す(修行中…)

いまのチームにいるママさんで凄いな!と思う方はこの「見通し力」だと思います。

この先どうなるか、さらに先の予定はどのように立てておくのがいいのかと想定の先の先まで読んで、ある程度の見通しをつけておくことは、ワーママだけでなくすべての方に必要な心がけだと考えています。

私が尊敬しているママさんは、私が産休に入ることを見越して、「今から2~3年先くらいまで見通しておきたい」と声をかけてくださり、次の次のプロジェクト位までの計画をざっくり立てて今から少し相談しておくことを提案してくださいました。

心配性だからとか、私(tasm)が居なくなるとパワーが減るからとかいろいろ理由をつけておっしゃってましたが、やはり計画を立てることでチームみんなが安心できたのではないかなと思うので、ここは見習いたいです。

 

4.合格ライン(妥協点)を決める。完璧を求めすぎない。

これも私が苦手なことで、できるだけ完璧にやり切りたいとついつい思ってしまいます。妊娠中もそうですが、子供が生まれてからも、職場にいられる時間には限りがあります。その時間のなかで、どこまで仕上げれば合格かのボーダーをきちんと周囲と握っておくことは、ママさんたちを見ていると重要そうだと感じます。

いままでであれば、求めるクオリティのものが出来上がらないとなったら残業もできましたが、これからはそうもいきません。だらだらしないためにも大事かと。

 

5.緊急事態(雪や台風、地震など)の際には会議を思い切って中止にし、リスケする

これは今回のことで身に染みたのですが、大雪の日やその翌日は、なるべく会議は中止し、あらためてリスケするべきだと思いました。

そもそも余裕をもったスケジュールを組むなり、会議の予備日なども決めておけば、予定どおりに会議が実施できなくても大きな影響はないのではないかと思います。

天候のせいで交通網が麻痺し、ほかの会議参加者も参加できなくなる可能性もあるため、思い切って決断し、早めに中止連絡をすることも大事なことですよね。

今回会議を事前に全面中止しなかったことを、私の上司も後悔していて、「読みが甘かった」と反省していました。私もそういう点に気が回らず、中止にしませんかという提案もせず帰ってきてしまったので、今後は気を付けたいと思います。

これだけではないだろうけど

ひとまず今の時点で忘れないようにメモでした。

これからワーママになられる方の参考になればと思います。

明日からまた仕事がんばろう。