或る女の徒然〜子育て中〜

38歳2児の母親です。起こったことをゆる〜く記録していきます。

11w 高血圧気味で栄養指導に

今週初めて分娩予定の病院に行ってきました。

わたしが選んだのは、荻窪の東京衛生病院です。

実家が近いのと、産科が有名、また無痛分娩も選べる、女医さんが多いとのことから、ここに決めました。

あと、職場のママさんたちから、「産まれた後はとにかく身体が辛いから母子別室がいい」と勧められたこともあって、そことも合っていたので…。

産後どうなるかなんて経験したこともないし、正直どうなるか全くわからない。でも自分の性格上、しんどいことのあとは少し自分を甘やかしてやりたいから、別室でもいいかなとおもいました。赤ちゃんとはそのあとずっと一緒だし。

 

で、初診で、やらかしました。

血圧がなんか異常に高いのです。

130/86って…。今までに叩き出した事ない数字。平時は言っても上は100。もっと低いこともざらなのに。

先生曰く、「赤ちゃんは問題ない。でも妊娠高血圧の一歩手前だから、気をつけてね。ウチは体重管理と血圧管理は厳しめにやるので。あとで栄養士から、栄養指導受けて帰ってください。」と。

 

父が高血圧だから、遺伝もあるんだろうけど、

あしたから減塩生活が始まります。

トホホ。

  

 

 

9w 仕事してる方が気が紛れる

少しずつ、すこぉしずつ、妊婦らしくなってきました。

 

そう、つわりさんがお越しになりました。

 

どちらかと言えば、食べつわり。

でも、食べるのにもうんざりしてきて気持ちわるくなったり。

ちょうどいい量ってのが難しい。

 

はやく辛い時期を脱したいけど、しんどいのもベビーが元気に育っている証拠!と思いながらの日々。

 

耐えぬくぞー!

 

 

 

祖母の死と、新たな命の誕生

去る9月5日に、祖母が亡くなりました。

87歳でした。

 

そしてなんと、本当にびっくりなことに、

9月25日に私の妊娠が判明しました。

5wという診断でした。

 

8月の中旬くらいになって、両親から祖母の様子がいよいよ悪くなって来たことは知らされていました。

意識があるうちに、と8月最終週に祖母に会いに行くため、私の妊活はしばしお休みすることにしたのです。

診察も行かず、薬も飲まず。自分たちでタイミングだけはとるようにしてはいましたが、いままでおよそ2年くらい取り組んで出来なかったので、できないんだろうと思い込んでいました。

通夜や葬儀やと忙しくなり、東京に戻って2週間、そろそろ来てもおかしくない月のが来ない。待てども待てども、基礎体温がやたらと高く、だるく、眠い日々。

まさか、と思いながらも、市販の妊娠検査薬でははっきりと、陽性反応がでていて。

 

一生この線を見ることはないかもしれない。

その時自分はどうするか。

そんな心の準備ばかりしていて、自分たちに赤ちゃんができたんだってことが なかなか信じられなかった。

 

週が明けてすぐに不妊治療でお世話になっていた病院にいって診てもらい、5wと診断。

超音波の写真に写る小さな小さな白い影を見て、これが命なんだとやっと認識できた。

なんとなくいままでいた「自分ひとり」の世界から、「赤ちゃんがいる自分」に少しずつ自己認識が修正されてゆくような気がした。

 

子なしと子ありの職場事情

久しぶりの更新。

 

私の妊活も初めて半年が過ぎました。

そろそろタイミング法をやめて、人工受精を受けようということに。

新しいチャレンジが始まります。

 

話しは変わりますが、私の会社にはおよそ300名くらい女性社員がいます。社員全体だと1200人くらいかな。

私自身は間接部門にいますが、現業の部門よりは間接部門の方が女性比率は高いです。

なので、自然と未婚、既婚、子あり、子なしと様々な属性の女性が入り乱れることになります。

 

基本、 子持ちの方々は急いでいます。

定時には帰らないといけないから。

 

でも時短社員の方々が帰る頃ってまだこっちはバリバリ業務中だから、彼女たちが担当してる業務関連の電話が鳴って声をかけると、

「なんですか💢」「えー」的な反応が返ってくることがたまにある。

 この間、学生さんから面談のリスケリスケお願いの電話が16時前くらいに入った。

時短社員さんの担当業務だったから、「どうします?」って声をかけた。

 

そしたら

「いま?」

「また?ありえない。断ってください!」と。

 

なんだか軽く相談したつもりだったのに、ものすごい反応が返って来て、びっくりを通り越して怖かった。

母親からものすごい剣幕で怒られたような。

あと学生さんも色々と事情があったんだろうし、リスケくらいしてあげたらいいのに。

しばらくモヤモヤしてしまった。

 

------

あとからよくよく考えると、あの時点では時短社員さんに相談しないほうがよいのだ。

 

もう直ぐ帰る時間なのだし、私や課長が良いと判断したことをすればよかっただけ。

 

それは教訓として今後に活かすとしよう。

 

そんなことより私が問題だと思うことは、

「そんな学生いらない」と簡単に内々定者を否定したり、ぶった切っちゃうこと。

 

あくまで、面接を全部通ってきた学生だよ。

すこしくらいのリスケに応じてあげてもとわたしなら考える。

この会社に、合う合わないを学生だって見極めたいだろう。

だから、それに対して協力はしてあげたいとおもうのだった。

 

 

 

 

ホッとする電話もある

久しぶりに弟と話をした。

 

一緒に祖母のお見舞いに行こうという話をしていたのだが、昔話をしたり、仕事の話をしたり、なんだかんだと話題はつきない。

 

カウンセリングに1年通ったことを今日弟に初めて話した。

流石にびっくりしていた。

そりゃそうか。

 

ただ、弟と私の感覚は其れ程かけ離れてはいないらしく、やはり母の相手は疲れるよねという話になった。

 

久しぶりに弟から優しい言葉をかけてもらったような気がする。

素直に、兄弟はありがたい存在だなと思う。

 

そんな電話があったから、掛かってくる電話すべてに恐々する必要は全くないなぁと思った。

 

これもまた認知の歪みだなぁ。

色彩のある子宮

妊活をしている。

定期的にクリニックに通っているのだが、検査やら超音波やら下半身をこんなに人様に晒すことになろうとは。

10年前の私には想像もつかない今になっている。

 

子宮ってやつは、超音波だと白黒でよくわからないが子宮鏡検査をすると、途端に色彩がはいってリアルな世界に感じられる。

ピンク色の子宮は、凸凹はしていたものの、着床する場所は十分あるということだったので、ひとまず安心した。

 

それにしても、程度問題はあるにせよ婦人科系の検査は痛い。血も出るから余計ビビるし、精神的に嫌になることもある。

 

高度な顕微鏡授精なんかをするとなると「採卵」てやつが待っているわけで。

子宮鏡検査だけでもこんなに痛いのに、採卵とか…私大丈夫なんだろうか。

子どもを授かるって、ほんとにほんとに、大変なことだったんだね。

小さなわたしが泣いている

実家からかかってくる電話に、かなりの確率ですぐには出られない。

 

なにかの理由でタイミング悪く出られないのだが、その時非常にバツが悪い。

私が出なければ、次は夫の携帯に電話をかけるから、夫にも悪い気がする。それに掛け直したときになにか小言を言われそうでそれも嫌だ。

電話口に出る父や母が不機嫌そうな声に聞こえるのもなんと無く嫌だ。

 

自分が責められているように感じる。そして自分が何か悪いことをしてしまったかのように感じる。涙が出てしまう。

 

いまでも偶に、母親からの狂気めいた電話の事を思い出すと恐怖だ。電話という顔の見えないツールで、私は彼女の不機嫌、怒り、不満を全てうけとらなくてはいけない。もう、あんなことは2度とごめんだ。

だから私は自分の電話がなるのが少し怖い。

 

母との関係に私はずっと悩んできた。

母もそうかもしれない。

結婚して実家を出る事になったとき、私は心の底から嬉しかった。

これで、やっと自由になれる。

 

そう思ったのも束の間だった。

母は私に良く電話をするようになった。たわいもない事を話している間は良かったが、流石に長電話になって、付き合いきれなくなり、体良く切ると、次の電話では、ものすごく不機嫌になる。

「私がおばあちゃんにやっていることを、あんたはなんで私にやれないの」

これは衝撃的だった。

 

私はお母さんと同じ人間じゃないよ。

と言えればまだマシだったのだ。

私は泣くことしかできなかった。

 

それ以降、私は母と電話で会話するたび、ほとんど機械的に、泣くようになってしまった。

 

たがら、カウンセリングに通う事にした。

そこで分かったことは、泣いてるのは小さな子供の私だということだった。

 

小さな私が泣いているときは、自分自身が小さい私の理想の親になってあげることが大切らしい。

 

大変だったね

よく頑張ったね

大丈夫だよ

心配ないよ

どんな風になろうと、あなたのそばにいるよ

あなたを愛しているよ

 

親だって、自分だって不完全な人間だということは、大人の自分自身は分かってる。

でも、心の底に一人ぼっちでいる小さな子供の私がその言葉を欲しがっているから。

 

 

思い出したようにやってくる、小さな子供の私の淋しさを、今夜も自分自分自身で癒す。

 

大丈夫、大丈夫。

怖くない、怖くない。